先日の日記の中で、あるいはつぶやきの中で、ひそかに回復をお祈りしていた方ですが、多くの人たちの祈りと希望の甲斐もなく、昨日息を引き取られました。
内臓を破壊するような凶弾を受けて、それでも即死ではなく、10日あまり生き延びられたこと自体が奇跡のようなことだったそうです。それでももはや治療のすべもなく、苦痛を取り去る方法もなく、治療を続けること自体が拷問にも等しいとのことで、娘さんは苦渋の選択をされました。そして昨日、その方は静かに眠りにつかれたそうです。
ネットを通じて、いくつかの真摯なコメントやアドバイスをいただき、介護中のみならず、父の死後もずっと出来れば交流を続けていただきたかった方でした。
うちのサイトにいらした方にはコメントなどでお名前をご記憶の方もいらっしゃると思います。私も実は本名もご住所も存じ上げないといううかつさだったりするのですが…。
私などはその人のすばらしい才能や数奇な人生のごく一部について、推察するくらいしか知りませんが、ともかくも地球のすべてを舞台にして、女性ながらも戦場や紛争地帯を駆け回られたとのことです。
平和ボケしている私などには、まるで映画のヒロインに思われるほどに、かけ離れた世界で生きて来られた人のようです。それでも細やかな思いやりと優しさを常に持ち続けた方でした。
あまりに恵まれた能力をお持ちで、女性として本当に尊敬出来る方でしたので、かくも早くに命を落とされたことが本当に残念でたまりません。
いまごろは魂の世界で、その疲労を癒されているのだろうと思います。気掛かりな娘さんとおばあちゃんんことも、これからは魂の存在として、ずっと見守り続けていかれるのだろうと思います。
お葬式ははるかなフランス、オルレアンの地、その人の故郷で営まれるそうです。
短い間ですが、貴重なご縁を持たせていただき、本当に感謝致しております。お疲れでしょうから、今は本当に休んでくださいね。またいつかの時代、どこかの世界でかなうことならば是非ともお逢いしたいものです。本当にありがとうございました。
あなたとお知り合いになれて、本当に嬉しかったです。どうぞ安らかにお眠りください。nouhadさん、どうもありがとうございました。