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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

平凡で大切な日々

 暑いですね~。やっと土曜日になりましたが。

 昨日、特急で検査に出したという母の血液ですが、CRPも白血球数も劇的に改善しておりまして、今日の点滴で、めでたく一区切りになったようです。やれやれ。

もっとも肝臓などの数値はまだ高くて、「健康」というのは遠いので、無理は厳禁、疲労しないようになるべく休みなさい、という条件付きですが。私としてはお酒をやめるきっかけになって良かったなあ、としみじみ喜んでおります。これでもう、不毛な母娘の喧嘩もしなくてすむようになるでしょうし~(^^;) 徐々に食欲も戻りつつあるようで、それなりにバランスよくなるんではないかしら、と思っております。

しかしながら、どうやら昨夜は私もどこかで無意識に気を抜いたらしく、おかしなことばかりしてました。嶺 父の流動食はこぼすし、お湯で溶かずに薬を入れようとしたり…。いきなり集中力がどこかに失せたような感じです。ちょっと緩和しすぎかもしれません。蓮 でも夜中に半分寝ながら世話をしていても、ちゃんとまともなことが出来ているらしいので、そこはほっとしましたが…(^^;) (命に関わるような失敗はしなくてすんでますね。これは自分の基本的な性格から考えるとまず大丈夫だとは思いますが)

まあ、今日もそれなりに気を抜いております。気分転換にブログのカスタマイズは増えてますが、まだ次の作品にかかろうかなあ、という気分ではありませんので、注文していた本がまとめて届いたこともあり、しばらくは寝る前が読書の時間になるかもしれません。

ところで。

今年は大ざっぱに区切ると同時代を生きてきたよね、という世代の有名な人たちの訃報が続いております。なんというか…時代そのものに区切りがついていくような気分になったりもします。

反面、そういう訃報を聞いて、びっくりはしても意外とショックを受けていない自分に、逆に驚いたりしてますね。嶺 新聞記事の中の名前も載らない死亡者の現実とあまり感慨が変わらないというのもなんだかなあ…。正直、自分よりもはるかに若い世代の人や、子供たちの死亡の記事の方にショックを受けることの方が多いようです。「同時代」ではなく、「未来」の消失に近いものを感じるからでしょうか。

40代、50代は社会全体から見ればまだまだ働き盛りですし、「若過ぎる」というのはそのとおりだと思うんですが…。そういう訃報を知るたびに、自分はもう「余生を過ごしているのよね」という気持ちにもなりつつあります。

平凡でも平穏が一番ですし、いつもと同じようで、実は二度とは繰り返せない「今日」を取りあえず充分に味わって日を送りたいと願っております。

…なんとなくご隠居さんの心境に近づきつつあるのかもしれません…(^^;)

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