お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「うわさの人物」

ほーっと一息。昨夜は父がほとんど寝てくれませんで、それに伴って起きていた母が不調を訴えるなど、かなり両親に振り回された気がする夜でした。寝ていても疲れました。蓮

しかしながら、朝一番でマッサージを受けて、午前中に看護師さんが来るまでに、父のお通じがあったので、今日も摘便の必要がなく、それも非常にありがたかったです。ひょっとして、昨夜は緩下剤のせいでお腹が痛かったのかなあ…。あまり痛まない薬だとは聞いておりますが…。父本人は言えませんしね。だとしたら可哀想だったなああ、と思います。嶺

ともあれ、午前中にケア関係の用事は済みましたので、寝不足の両親は現在二人してよく眠っております。それでも父は結構ごろごろ言わせてるし…。看護師さんにしっかりと吸引してもらったけれど、まだいまいちすっきりしていないようですね。怜

とにかく今夜はしっかりと寝てくれるとありがたいなあ、と願っております。起きていると痰が増える→家族が吸引に追われて眠れない→さらに父が眠らない、という悪循環になるときついですしね~。蓮 夜中に鼻から吸引ししてくれるヘルパーさんなんて望めませんし…。玲

実はちょこっと腰痛に襲われている私だったり…。輦 貼るカイロが手放せません。蓮

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このあいだの関心からの流れで読んだ本。

加門七海さんの2冊。


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いずれも面白かったです。劣

前者はいわゆる「霊能者」というカテゴリに入るであろう人たちへのインタビュー集。ただし、マスコミに出てくる人はほとんどいません。たまに見るのは木村藤子さんくらいかな。他の人たちは宗教関係のお仕事だったり、全然違うジャンルで働いていたりする人たちなんですが、中には沖縄のユタの人もいまして、まあ、あれは「お仕事」だって言ってもいいのかなあ、って気がしますが…。

でもなんといいますか、そういう人たちってきちんと自分の中で筋が通っているとでもいうのかな。それを特別な能力だとか、自分が特別な人間だとも全然考えていなくて、きちんと地に足がついた理性的な方ばかりのように思えました。

それで、そういう人たちの言葉ってすごく納得出来るものがあるんですよね。リアルなんだけど特別じゃない。むしろ私もおおいに共通点があるなあ、という視野から日本の現状を憂えていたりするんですね。

「そうだよね~。私も同様に思ってた」「そういうことってあるよね」とか、納得出来る部分がとても多かったのでした。

後者は加門さんの実体験の話なんですが、なぜだろう、それらをひとつも「怖い話」だと感じていない自分がいたりして…(^^;) なんだか私にもそういうことが「当たり前の一部」として受けとる感性が出来ているようです。見えるとか見えないとかはさほど重要なことではなくて、というのが納得出来るんですよね。

聖☆おにいさん」が生まれて、それが愛読されるようなこの国の精神性はやはり大切にしなきゃいけないよなあ、と改めて思いましたし、自分が現在の檀那寺に対して感じている違和感の正体などもわかって面白かったです。鍊

実はこの他にももう一冊、「心霊づきあい」とい対談集も読みました。これでまたいっそう楽しくフィクションの方(異形コレクションシリーズ)に戻れると思います。秊

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