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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

看取るための覚悟

昨夜は父が退院して初めての、軽い発作が起きました。眼が上方固定しちゃって、吐き気が襲ってくる、という症状ですが、おそらく病院でもたびたび起きていたんだろうな、と思われます。だから在宅介護が大丈夫かなあ、と思われたんじゃないかなあ、と…。蓮

昨夜はともあれ初めてでしたし、すぐにかかりつけの先生に電話で対処法を聞いて、幸いにもすぐに往診に駆けつけてもいただけましたし。でも発作の時間は誤嚥しないようにずっと吸引を続けていて、先生が来られた時には治まっていました。10分くらいかなあ、と思います。

しかしながら、こういうことは退院前から充分に予想されていたらしいですね。今後はさらに頻繁に起きる可能性も大きくて、さらに別の部位の新しい脳梗塞も起きる可能性があるそうです。嶺

いずれにしても悪くなるのが確実で、良くなることはないらしいですし、それを先生にはっきりと聞いてしまうと、なんだかやっぱりショックというか、がっくりしたのが大きかったですよね~。輦

母も私も昨夜はあまり眠れずに、今日は終日体調不良でした。怜 覚悟をしていたとはいえ、どこかで「もしかしたら」という希望も存在していたみたいですね。現実には、いつ急変しても不思議ではない状況らしいですし、もしも母も私も寝ている時に吐いて、窒息して…というようなことがあっても、それが寿命だと割り切らないと駄目だってことですね。輦

そういうことを考えていたら、当分の間は病院以外には出かけられないですし、まめに気をつけてる必要もあるよなあ、ってことです。怜 なんだか半端じゃないストレスがかかりますが、あとどれだけ残されているかわからない日を一日ずつ大事にしないといけないなあ、ということなのでした。

自宅で病人を介護&看護することって、何十年か昔は当たり前のことだったんですが、その時代の人はよくそういうストレスに耐えていたなあ、と思います。

「自宅で看取る家族の死」って、実はすごい意味のある体験ですよね。やはり子供の頃にこういう経験って必要なように思えます。命の重さと大切さって、こういう実感がなければ痛みとしては理解できないでしょうし…。頭で理解することとは全然違うものがあるのよね、と思っております。

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