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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

もうじき1年

はあ…疲れた…。列 今週も無事にお風呂が終わりました。いつものことですが、午前中に入浴が終わると、それでもう、すっかり疲れてしまいます。蓮 これからが自分の時間なんだけどね。

お絵描きはまだ背景の途中です。珍しく具体的な背景なので、わりと時間がかりそうです。線画のみはIllustratorが使えたから、早くすんでよかったんですが…。直線の多い画面はさすがに助かりますね。まだぼちぼちと色塗りにかかると思います。今週の課題かな。

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 今月19日で父の発病から丸1年になります。なんというか、長いような短いような怒濤の年だったなあ、と思います。

発病当初、最初の入院の頃は、まだ脳細胞が生き残っていて、担当のH先生のことを「小泉首相」とか言ったり、自分の愛用の腕時計の電池を交換して甥にやってくれ、とか言ってましたね。自分は死ぬんだと思っていたのかなあ、と思います。

でも結局2度目の痙攣発作で脳へのダメージがさらにひどくなり、いまでは「しんどい」とか「はよ入れ(食事を)」くらいしかしゃべってくれませんが。蓮

肩の脱臼はこの病気でわりとよくあることらしいですね。関節を支える筋肉の力がなくなってくるから、なりやすいらしいです。麻痺の影響で。本人は幸いに痛がっていないですし、動かして入院治療も大変なので、先生とも相談の結果、しばらく様子を見ることになりました。いろいろなことが出て来ますね、本当に。

しかしながら、最初の頃は顕著だったせん妄状態も、いまではすっかり落ち着いていて、ご近所迷惑の心配もなくなりました。が、このごろは昼も夜も眠っていることが増えた気がします。やはり徐々に体力が落ちてきているのでしょうか…。こういうことって、なんだか切ないですね。看護して良くなる方向へ行くわけじゃないしなあ…。

それでも長生きしてくれるといいなあ、と考えてしまうんです。家族だから。仕事で介護だったら、こういう気分にはならないかもしれませんが。この1年、わずか一度も父に死んで欲しいという気持ちになったこともありません。大変は大変なだけど、それでもいいから生きててくれないと寂しいな、と思ってしまうし…。輦

本人にとってはなにが幸福なのかはわかりませんが、穏やかな日が一日でも多ければいいなあ、と願ってしまいます。

なんつーか、「生きることそのものの切なさ」を痛切に感じたのがこの1年だったのかもしれませんね。

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