ここ2、3日、お絵描き仲間や創作関係のお友達のブログで話題になっていたので、やはり自分の場合も考えてみました。
自分の趣味関係の創作について、親はどう思っていたのかなあ、ということですね。
私の場合、「絵を描く」「本を読む」ということはまだ乳幼児の時期から、すでに家族の中では「見慣れた風景」になっていたようです。なにしろよちよち歩きの頃から、京都御苑の芝生の上で本を読んでいる写真が残っているくらいですし。秊
だからそれが当たり前の風景だと認識されていたような感じですね。そういう経緯で、子供時代から現在に至るまで、私が絵を描く行為は当たり前の生活の一部だと認識されているようです(笑)
そちらに夢中になるあまり、成績が落ちたりするようなこともなかったですしね(笑)ただし、子供ながらになにを描いているのか?はあまり見せてなかったような感じですね。親も必要以上の興味は持たなかったし。そういうのが現在までずーっと続いていますね。
自分の収入が入るようになって、それを貯金して「個人誌作る」と言いながら描いていた時も、実は本が出来た時にまっ先に買ってくれたのは母でした。最初の本はイラスト集でしたしね。それ以降も本を出すたびに買ってくれましたね。でも母は「漫画が読めない」タイプの人間なんで、内容はきっとほとんどわかっていなかったと思います。嶺
さらには自分の友達にも宣伝して売ってくれたりしたこともあって。ただし、そういうのはイラスト集で、漫画の方はわりとあちこちの情報誌などに(「ぱふ」とか「ファンロード」とか)紹介されたおかげで、結構早くに在庫がなくなってしまいましたが。母の世代は漫画が読めないってタイプも少なくないようです。でもイラストならわかりやすいよなあ…。
現在は出来たCGをプリントアウトしてから、ファイルを見せるくらいですね。あとマウスパッドなどの製品にしたものとかね。子供がメインの可愛い系の作品の方が母の世代には好評ですね。凉
どうやらうちの親はこれが私の特技と言うか、個性と言うか才能と言うか、そういうものだと認識しているようで、(それ以前に私の生活の一部だと思ってそうです)普通の理解以上に、宣伝してくれているふしもありますが(笑)秊
でもなあ…。絵はともかくとして、文章の方は見せたくないものも少なくないですね。こちらはよりストレートな日記に近いものですし。文章の方は親のみならず、誰にも見せていないものも少なくないですね。死ぬまでにきちんと処分しておかないと。嶺
いまは母と布団を並べて寝ているわけですが、隣で落書きしていても母は気にしていないようです。大抵先に寝てますし。たまに背景のパーツ、花とか龍とかにsigmaでペンを入れていると「綺麗やなあ」とちらっと言ったりしますけど…。やっぱりいまだに私には「当たり前のもの」だと認識されているみたい…かな(笑)秊
こうしてみるとうちの環境って恵まれているのかもしれないですね。劣