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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

近未来の一例

 そろそろ梅雨の走りでしょうか。本格的な雨は行動の邪魔になるから個人的には辛いですね。どうしたって自転車で走る方が楽だし。でも今日は雨の中、傘をさして、無理矢理に自転車で病院に行ってきました。流動食を箱ごともらうと5キロくらいの重さになって、とても母には持って帰れないので。

しかも父は今度は膀胱炎になっております(汗)蓮 毎回細心の注意をはらっておむつ交換をしているのになあ…。よほど抵抗力がないのでしょうね。ゆえにしばらくは抗生物質も飲まさねばなりません。まあ、うまくいけばお腹の具合にも効いてくれるかもしれないですが。どうも泌尿器科は昔から父の弱点みたいです。ため息。玲

おかげで私もなにもまとまったことが出来なくて、暇を見ては工作もどきをしています。スタンプインクのミニサイズのが80個くらいあって、それを見やすいカラーパレットみたいに並べる箱を作りたいなあ、と。ボール紙を切ったり貼ったり。ぼーっとしていても出来る作業だから楽ですが(笑)

月曜日はまた区役所などにも行かないといけません。雑用って尽きることがないですね。怜

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 毎日ハードな家庭介護ですが、近いうちにこれも社会全体の課題になりそうです。きっと誰しもが肉親の家庭の介護について無関心ではいられない時代になるのですね。

2012年に全廃を目処に、現在病院の改革が行なわれています。それによって現在は高齢と障害のために何年も病院に入院している人でも、積極的な治療を要する場合の短期間を除いては入院できなくなるらしいのです。いわゆる「社会的入院」というやつですね。

そういえば以前はご近所にもそういう人がいました。脳硬塞の後遺症で10年ほどずーっと入院したままのお年寄りが。私の祖母も亡くなる前の3、4年はずっと同じ病院で世話になっていました。

そういうことが不可能になるんですね。うちの父だって、仮に肺炎などになったりして、集中的な治療が必要な時だったら、一月くらいは入院させてもらえるかもしれませんが、それさえ治れば再び自宅介護に戻ります。こういうのは老人健康保険の多額の費用を抑制する目的が大きいと思いますが…。

介護型の病院はこれからどんどんなくなるそうです。かかりつけの先生が言ってました。たとえ町医者でもすべての科の診療をしなければならなくなるし、家庭介護の往診にかなりの時間を必要とされるようになるだろうとのこと。

「点滴くらいだったら、家でもやります」とか。短時間なら看護師さんが見ていてくれるらしいですが、長時間になると家族が見なければならないとのことで(汗)嶺

いままでだったら「仕事があるから家庭での介護は無理です」と入院させるケースも多かったと思うのですが、それも無理になりそうな気配です。家族の仕事がある場合にはそれこそヘルパーさんや看護師さんの手を借りて、になるみたいですね。昼間、ひとりでぽつんと待たされる患者さんも増えそうです。

こういうのが福祉の発展なのかどうかは判断が難しいところですが、確実なのは誰にもそういう立場に立たされる時が来ることですね(汗)蓮

家庭での介護は本当にハードです。母などは腰が曲がってしまったような感じです。骨密度は私よりも若いって言われてたはずなのに…。「10才位くらい老けて見られるよ」と言うのですが、どうしても前屈みになってますね(汗)

私も白髪は増えるし、二重になった一重瞼がもとに戻らないし(いや、これはいいんだけど秊)

…こういうのが仕事と両立とかになったらすごい大変ですね(汗)この国の未来は老人や病人にとっては決して明るいものだと言えないような気がします…。玲

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