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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「かわいい」

 クリニックから帰宅。月に一度のことだし、予約もしているので、そんなに大変ではないんだけど、病院っていうのはなぜか行くだけで疲れてしまう気がする。

「頭ではあれこれとやりたいと考えて、材料まで揃えるけど、いざ、となるとなかなか手がつけられない」と言うと、「それが鬱だし」と言われてしまった。やっぱりそうなのか。自分ではこんなに怠けててはいけない、という頭があったんだけど、どうやら出来なくて当たり前のことらしい。納得。お人形の着物とか、バッグとかがまぐちとか、全部材料は揃ってるんだけどなあ…(汗)嶺

まだ本当にPC関係の作業が出来るだけでもいいと思わないと駄目なのよね…。ちょっとため息です。

Web拍手ありがとうございます。

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 2、3日前のテレビで、現在「津波」とか「カラオケ」と同じように、世界に通用する日本語として「かわいい」という言葉があるというのを知った。

特に日本の女の子たちの「かわいい文化」が世界で注目されているらしい。原宿などを訪れる外国人観光客も増えたらしい。かわいいファッション、タイあたりでは学校の制服を日本の女子高生を真似たセーラー服にしたところ、一気に入学志望者が増えたらしい。他にもロシアやフランスあたりで「かわいい」をキーポイントにした若者向けのテレビ番組や雑誌が人気らしい。

意外なことにいまは世界的に日本がちょっとしたブームらしいのだ。ただそれは以前のように伝統的な部分だけをメインにしたものではなくて、ポップカルチャーのジャンルが中心なのよね。

アニメや漫画に始まった文化、オタクな世界もかなり世界的に注目を浴びているみたいだし。そういうきっかけはどうあれ、わりといいことじゃないかなあ、と私などは思う。

日本語の「かわいい」というニュアンスを上手く表現する外国語って存在しないらしい。それも意外だが。

もともとは小さくて愛らしいものを表現する言葉だったんだろうけど、今となってみると「かわいい」が含む世界の価値観ってかなり許容量が大きいと思う。女子高生にかかれば老人だって「かわいい」存在だし、疲れたお父さんたちだって「かわいい」のね(笑)「かわいい」の前にくっつく言葉がいろいろバリエーションを拡げている。「こわかわいい」なんて傑作だよなあ。

彼女たちは共感を得るために「かわいい」と使っていると分析されていたけれど、それも「かわいい」の許容量が大きいゆえに、だよね。微妙な美点を長所として捕らえているみたいな働きがあるかもしれない。

『「かわいい」っていうのは一番偉大な宗教だな』って言っていたのは榛野なな恵さんの「Papa toled me」の知世ちゃんのお父さんだったかな。それも納得してしまうなあ。

「かわいい」が世界的な観念になれば、世界も案外平和になるかもしれないなあ、と思ったりもする。日本の若者文化も案外捨てたものではないのよね(笑)将来に期待。劣

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