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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

年を取るのも悪くない

ぼちぼち今日あたりからお仕事の人も多いのでしょうか。

私も新年の気分転換にPCの壁紙をツネさんに変えてみたりしています(笑)うーん…アップにも充分に耐える人だなあ。

で、今年始めてのスーパーへ。といっても食料品は年末に買い込んだのがたくさんあるので、初売り目的ですね。普段使い出来るバッグを、なんと900円で見つけてしまい、自分のショルダーと母の手提げとを購入。さらに自作用のバッグの裏地とボタン付け糸を購入。自作してみるとわかりますが、材料費ってかなり馬鹿にならないんですよね。どうやったら900円で売れるのか、かなり謎ですが、やはり赤字のサービスなんだろうな。

Web拍手ありがとうございます。

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里見八犬伝」後編、現代へのメッセージ性がかなり強いものになっていましたが、比較的よくまとまっていた作品かな。まあ、見ても損はなかったなあ、と思います。あとは「新選組!!」もゆっくり時間を作って見たいですね。

私の「人生を変えた本」の一冊に田辺聖子さんの「隼別王子の叛乱」という古代史ものの小説があるのですが、その作品を執筆するのを田辺さんが志したのはまだ若い頃だったということです。しかしながら、若さゆえに描けない、というか理解がいまいち充分じゃないというのかな、そういうキャラクターも多くて、結局作品としての形をなしたのは20年くらい後のことだったそうです。

私自身がその時の田辺さんの年齢に近付いてみると、なるほどなあ、とうなずけることがあります。自分自身が年齢を重ねてみて、心の底から実感出来る世代とか、キャラクターとかもあるよね、って。深く理解することが出来た時に、初めてキャラクターというのは自由な力を持つようになるのかもしれません。

そうしてみれば、年齢と経験を重ねるというのも、自分に描けるキャラクターの年齢層が拡がるという意味では、すごく喜ばしいことなのかもしれません。子供の頃の心情とか、若い頃の悩みなどもいまだに生々しく記憶の中に存在することはするのですが、それだけじゃなくて、もっと広い第三者的な視点が出来ますよね。(これを「神の視点」と言った人がいましたが)そういうふうに幅広く豊かな視点が持てるようになるのって、すごい幸せなことだと思います。

若いっていいなあ、としみじみ実感出来るのも自分がその時代を経験してきたからなんでしょうしね。きっと若さそのものの中にいる人にはそれどころじゃないのかもしれないし。

これからももっと年を取ると、さらに深い理解が及ぶ年代が増えるなあ、と思うと、ちょっと年を取るのが楽しみになってきました(笑)体力や気力は衰えてきますけど、それとは別に深まるこのもあるってことで…。

創作の楽しみが増えました。大変にありがたいことだと思います(笑)

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