「義経」もクライマックスが近付くにつれ、正統派の山場が
めじろ押しでしごく絵心を刺激されてしまいます。
なんというか、このドラマの演出って自分がやりそうな
気がするんだなあ。見せ場になると舞う桜(五条大橋)、
金粉(壇の浦)、紅葉(今日の場面ね)、空間を舞うものに
気持ちを託す、というか、こういう盛り上げ方がすごく
わかるなあ、と思ってしまいます。
「見事じゃ!」の政子さんの賛辞に思わず泣きそうに
なってしまいましたよ(笑)
歴史の上では殺されたことになっている静の子供ですが、
「子孫です」というメールをいただいて以来、もしかしたら
政子さんがこっそり粋なはからいをしてくれた可能性も
あるかもなあ、と思ってみる私です。
滔々と現代にまで流れる血が伝説と共に伝わっているのって
やはりロマンだと思うのです。
以前は「義経記」の記述をもとに桜の背景で描いた静の
舞いですが、紅葉の背景でも描いてみたい気もします。