来月は甥っ子の修学旅行です。京都奈良だそうです。
姪の時は離婚した年の春だったので、うちの両親などは姪に逢いたいと希望したんですが、まだ姪のショックが癒えていなくて、「おばあちゃんに逢ったらあっちに帰れなくなってしまう」と、今逢うのは辛い、と担任の先生からの連絡がありました。うちの100メートルくらい先に走っている国道、京都と奈良の行き来には24号線を使うのですが、バスが京都に入ってからの姪っ子はずっと泣き続けていたそうです。
あれから3年。去年の春には姪も甥もひよっこりこちらに顔を出しました。二ヶ月に一度、いまでもじいちゃんばあちゃんは孫達にお小遣いとお菓子とを送り続けているのですが、それが届くと必ずお礼の電話があります。
最初の頃は電話で声を聴くのも辛いと言ってたくらいなのですが、子供達の傷も少しずつ癒えていくのかなあ、と思います。
来月、甥っ子は連絡をくれるでしょうか。連絡をくれるなら、旅館まで逢いに行きたいと考えているのですが。なにしろ微妙な年頃ですので、無理かもしれませんが、それでもどこかで少しだけ期待しているんですけどね。