お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

宇宙への窓

ドルパ日和。どのみち今回は経済的にも無理だったなあ、と思うとちょっと微妙に落ち込んだりして…。なにしろお金がかかる趣味だからなあ。杏珠ひとりだけでこれ以上増やす気はないにしても。行ければ来月中にショールームに行って、せめてウィッグなりと購入できればいいなあ、と思う。

朝から近所に住む伯父がお茶を飲みに来ていた。母が世間話をしている横でぼんやりとクロッキーブックを拡げてみたり。どうも平安ものは似たようなポーズになってしまうから困る。まだ下書きには至らない。

Web拍手ありがとうございます。

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2003年だったかな、小惑星探査機ミューゼスCが打ち上げられるにあたって、「星の王子様に逢いにいきませんか」という企画が催された。希望者の名前をミクロン単位で刻印したプレートを目的の小惑星の地表に置いてくるという、そのものは単純な計画なんだけど、考えようによってはロマンがある企画だった。

で、私も申し込んだんだよね。家族全員(甥や姪も含めて)の名前を刻印してもらおうってことで。

いささかのトラブルはあったにせよ、探査機は無事に打ち上げられて、先日、遠日点を越えたらしい。順調ならば今年の夏くらいには目的の小惑星に到着するそうだ。そこの地表に置いてくるのよね、ネームプレートを。

この企画をしているのがNPO法人の日本惑星協会というところ。時々、途中経過のメールを送ってくれる。

そこからこのあいだ案内が来た。かのハワイ、マウナケア山のすばる展望台を訪れる旅の企画。誰でも行ける場所ではない。富士山よりも高い場所にあるために、途中で高度に慣らすための休憩時間が必要らしい。観測の邪魔にならないように、ということなので、実際に望遠鏡を覗けるかどうかはわからないけれど…。

休憩場所からの日没が大変美しいそうだ。きっとここならば星空そのものも綺麗なんだろうな。こういうロマンのある企画は楽しいな。たとえ現実には自分は行けないとしても。

行ける人には細やかに取材してきてもらえると嬉しいんだけどな。でもどうしたって実際の感動は伝えきれないんだよねえ。ああ、ため息。

星や宇宙や地球のことを考えると少女の頃の想いがいつでも鮮やかに再燃する。憧れそのものに翼が生えていた頃。それを思い出すだけで、少しこころが癒される気分になってしまうのだ。

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