お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

モノに頼らないプライド

結構寒い。昨夜からちまちま作っていた春の壁紙をアップした。気が早いけれど、季節の先取りは悪くないかなあ、ということで。春とは関係ないけど義経の壁紙も作ってみた。今年は彼を描く機会が増えそうな…。その反面で今年はまだタケルを描いていなかったりする(汗)やはりひとりで出来ることには限界があるなあ。と。

昨日、寝る前は今夜のおかずのことを考えていたんだけど、今朝起きてみたら、作る気分がとっくに失せていた(汗)家事はさぼりまくりの私(汗)まだPC作業が出来るだけましだよね、と。少なくとも家事よりはよほど好きだから。

Web拍手ありがとうございます。>「緑陰」のリンク、切れていました。どうもすみませんでした(汗)リンク切れは自分で気付かないことも多いので、教えていただけると助かります。これからもどうぞよろしくお願い致します。 >義経のまわりには興味深い人物が多いので、今年はいろいろ描いてみたいなあ、という願望があります。はたしてどこまで描けるでしょうか(汗)

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土曜日のお昼過ぎ、関西地方のローカルなテレビ番組で、社会的な金銭感覚から大きく逸脱して無駄遣いをしている若い女の子たちを取材して、その常識はずれな金銭感覚を正そう、という主旨のバラエティ番組がある。

居間にお茶を飲みに行くと、なんとなくついていることが多いので、ぼーっと見ていると、本当に信じられない金銭感覚の女の子たちが出ている。

毎月何百万単位でブランドものを買い漁る。ホストクラブに行って、一晩で何百万使ってしまう。盛大な無駄遣い。それが自分で稼いだお金ならまだしも、親が徹底的に娘に甘くて、その無駄遣いを許していたり、恋人が女の子の心を繋ぎ止めるためにひたすら貢いでいたりする。そういうのを当たり前だと思っている女の子たち。

まわりの大人も悪いのね、としみじみ思う。でもお金ってあるところにはあるんだ。つつましく身の回りと比較するとふと空しいような気分になってしまうところが怖かったり。

その番組の中で、取材された女の子たちの常識を調べるというクイズのコーナーがある。問題は比較的簡単で、小学生の高学年くらいなら誰でもわかるような問題。…にも関わらず、あまりにも珍解答が続出するので、「やらせではないか」と視聴者に言われたこともあるそうだ。でもやらせではないらしい。「おいおい、小学生レベルの問題だよ」と毎度あきれつつ、突っ込みをいれないと駄目なくらいに彼女達は何も知らない。

爪の先まできちんとメイクして、外見は着飾った女の子たちなのに、その常識のなさというか、ものを知らない程度にショックを受けてしまう。うーん…。あれでも一応それなりに学校も出てるんだろうな。昨日なんかひらがなの「さ」と「ち」で悩んでいた子もいたぞ(汗)同世代の真面目に学生をやっている子たちも嘆きそうだ(汗)

でもね、本当に私が憂えてしまうのは、「ものを知らない」ということそのものよりも「知らないことを恥ずかしいと思うような感覚がない」ように見えることなのね。

私が彼女たちの親だったら恥ずかしくてとてもテレビに出せないと思う。物質的にはとても豊かに育ってきた彼女たちなんだけど、文化的に、精神的に豊かだとはとても言えない。そのギャップが痛ましい。そういう女の子たちをまたお金儲けに使ってるような大人たちがいることも嘆かわしいんだけど。

「ものを知らないことを恥じる」感覚だとか、「知らないからもっと学ぼう」とう向上心もなさそうで、そういう自分達をまわりの大人が食い物にしているということにさえ気付いていない女の子たち。

学歴なんかなくても生きていけるけど、まわりにあなどられない知恵は持とうよ。ブランドものなんかに頼らなくてもいい本物のプライドを持とうよ。

ものにはなにひとつ不自由していない彼女たちなんだけど、なぜだかとても可哀想に思えてしまう私なのだった。

(あの番組、司会者の人たちは個人的には結構ファンだったりするんだけどね)

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