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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

個性を長所に

雨。結構本降り。八百屋さんに行った以外は真面目に家でお絵描きと家事。でもあんまり進まないなあ。2枚続けて塗り絵したので、ちょっと肩も凝っている。

今日のお昼はカニ味チャーハン。今夜は牡蠣とホタテのフライに水菜のサラダの予定。この水菜のサラダはこのあいだ作っておいしかったので、再登場。水菜ときゅうりとニンジンとりんご。マヨネーズと和風しょうゆ味ドレッシング(ノンオイル)で食べるだけのものなんだけど、結構美味しかったのね。それまでは水菜といえば浅漬けか煮たものしか食べなかったので、生でおいしいのはちょっと意外でした。

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なんとなく続く教育ネタ。

うちの弟はちょうど小学校4年生の時に不登校になった。原因は多分いろいろな要素が絡み合っているんだろうと思うけれど、当時の担任の女性教師に左利きを矯正するように強要されたことが大きかったんだろうと思う。

まあ、昔だからなあ。左利きにまだ根強い偏見が残っていたのよね。今ですら、子供の左利きを矯正するべきかどうか、悩んでいる親がいるくらいだし。

弟は書道とそろばん以外は完璧な左利きだ。私の場合は字は右手で書くし、お箸も右で持つので、一見両手利きには見えなくて、幸いなことにその矯正の対象にならずにすんできたけれど。

左利きの子供は学校にあがった時点で自分が少数派だということを痛感させられる。そこをどんなふうに過ごさせるかで、その後の成長に後を引くんじゃないかと私は思う。

利き手のことだけじゃなくて、多数の中に入った時、その他大勢の子供達とは違う、というところがどの子にもあると思う。その子の独自性をしっかりと見つめ、個性だと認識し、長所として伸ばしていく責任が大人にはあると思う。親にしろ教師にしろ。

ゆとり教育だなんだといろいろ言われているけれど、一番根本的なその部分がどれくらいきちんとされているかなあ、と時々疑問に思う。

私の子供時代はわりと「型にはめる」ことを当たり前のようにされてきたような気がする。大人にとって「都合のいい子供」がすなわち「いい子」みたいにね。

でもそうじゃないんだっていう認識が次第に拡がってきて、それはいい方向になりつつあるなあ、と考えてきたけれど、本当のところはどうなのかなあ…。

個性を長所として認められて、たわめられることなく伸ばされてきた子はそれこそ世界的なレベルで活躍するようになっているけれど、現実にはそういう子ばかりでないあたりが、まだまだなんだよねえ…。

まだ子供の範疇に入る年代の凶悪な事件は増えるばかりだし。

「みんなちがって みんないい」というのがごくごく自然になる時代はいつ来るのだろうか。

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