昨日の作業療法士さんとの会話から
「私も気分の波はあるんですが」「普通はありますよね」「自分の気分はとにかく2週間様子を見ています」「2週間ですか?」「はい、それだけ経っても改善が見られない時は通院も視野に入れます」作業療法士さんの自身の基準は2週間だそうです。
私がいつも冷静だということで、さらに「日記にしろ、ブログにしろ、文章を書く習慣がある人は自分の頭の中を整理できるからか普通よりも冷静にものごとを見られるようになりますね」という見解の一致でした (^_^;) 実際にやったことがある人はわかる頭の整理術です。
そして「書く(描く)」という行為そのものにも精神安定作用がありますね」というのも一致しました。お絵描きでもぬりえでも無心に近い状態になれるというのがツボです (^_^;) なので私はこの効果をお写経と同じだと思っています。無心になれる点ではよく言われるフォーカシングみたいなものでしょうか?でもこれも習慣がある人にはとても簡単な方法です。
軽躁期の罠
それでですね。昨日は飛び込みでクリニックを受診した理由。
母が亡くなったあたりから、弟がどうも軽躁に入ったらしくて、やたらと行動的になって、毎日頻繁に買物に行ったり、趣味の淡水魚関連の流木とか水草とか買って、毎日のように発泡スチロールの箱で届く、とか。その母の死の前後に「クレジットカードが作れた」と言って、私にまで家族カードをくれたんですが、どう考えても買物にそのカードを使っているっぽい。
クレジットカードははっきり言って借金ですから、私だって、口座に残高がある分しかカードは使いません。
それでもどれだけ買ったのかわからなくて不安ですが。
とどめは「安くでブランドものを落札して、お金に困ったらそれを売る」というブランド物転売の話をしたからです。ちょっと待って!そんな危ないことやめて。詳しい方にお聞きしたら、まず儲かることはなくて、借金ばかり増えることになるし、一番怖いのは自己破産も出来ない可能性があるということでした。
とにかくその危険性を話して、やめろと言ったんですが、すでにやめられない状況になっているものもあるらしく…。
ご存知ない方にはぴんとこないと思いますが、双極性障害の躁状態(1型)、もしくは軽躁状態(2型)のときの怖さはこれなんですね。
気が大きくなっているので、行動が大胆になります。途方もない計画を立ててみたり、言動が激しくなったり、そして「買い物」。 冷静に財布の中身と相談が出来なくなります。欲しいと思ったら借金してでも買ってしまう…。
これって身近な人間が気付いて止めないと最悪の事態になる可能性もありますし…。だから止めました。
先生に相談すると、血液検査の結果で、以前はもらっていたリーマスを腎臓に影響があるから、とやめたんですね。あとはデパケンですが、これは癲癇の薬だけじゃなくて、双極性障害の薬でもあるんです。その血中濃度がえらく低いです。普通に飲んでいれば0.8とかなのに0.2台しかない。
もしかしたら自分で勝手にやめている可能性もあるから、なんとかして受診させられないか?と言われたんですが、軽躁の時は自分では「調子がいい」としか感じないことも多く、とても無理です、というと、「そしたら直接電話して話すわ」と先生がおっしゃったので、それでちょっとほっとしました。
午後からはおとなしい感じです。
いくら使ったのかわかるのが怖い… (/_;)
障害年金は生活するには足りないのです
生前の母は父の遺族年金をもらっていました。この金額かわりと大きくて、その分で母の特養の費用やタクシー代などをまかなうことが出来ました。
それと家の光熱費くらいもなんとかなったので、弟も家に入れるお金はわずかでした。でもこれからはそうはいかないし、節約してもらわないと困ります (ーー;)
気持ちが落ち着かないとそういう細かいことを話しても駄目なんですね。このあいだ金額のメモを渡して「やりくり考えて」と言ったけど、そのメモ放置されてました (ーー;)
軽躁の時の行動はうつになると落ち込みの原因になります。そういう病気なんですね。
「少しくらい軽躁だと仕事がはかどるんですが…」と言ったら「なんでも限度があるから」と…。生活が破綻する心配があるようでは行き過ぎです。
私もすこし休んでから、毎月わずかでも安定した収入があるような仕事に就けないかなあ、とも思いますし…。年齢的に厳しいですけど、そういう願望はあるにはあります。まあ、それで悪化する可能性もなきにしもあらずですが… (^_^;)
それはそうと、軽躁状態にいる人って、ブログの内容や更新頻度などからわりとわかりますね。失礼だからわざわざ指摘はしませんが…。ご自身よりもまわりの人間の方がよくわかるという不思議な症状です。
うつの時は自分がよくわかるんですが… (ーー;)