お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

お金に換算出来ない幸せについて

 

クリエイティブな作業から得られるもの


お絵描きしていて、一番幸せだと感じるのは、まだなにも見えていない時に、突然前降れなく「天からイメージが降ってきた」瞬間かもしれない。これはもう、本当に「降ってきた」としか表現が出来ない感じで、本当に完成形のイメージが降ってくるんですね。

 

だから私はそれを写しとることというか、まず下書きから初めて、自分の頭の中にしかないものを他の人にも見える形で表現しないといけないんですが、その過程が非常に難しいのに、実は楽しいのですよ〜。まあ、絵に限らず、漫画でも小説でもそうなんですが…。

 

創作者のみなさんは「難しい。大変だ」と思いながら実はその過程を楽しめる人たちなんですよね (^_^;) 私もそうだからよくわかります。

 

頭の中が白紙ではなにも描けない。ひたすらに出来る準備はしておいて、まあ、イマジナリー・フレンドが動いている時は彼らの言動に心を配りつつ、降ってくる、あるいは降りてくるイメージを待たないとね… (^_^;)

 

こういう閃きはデザインの時にも働いて、お客様の要望をお聞きした瞬間に閃くことも多くて、そういう時は双方納得出来るいいものになることが多いです。

 

 

 

力強いギフトかもしれない


イメージというかインスピレーションというか、なんかそれって私には天からのギフトみたいに感じられたりします。

 

つい数日前、本当に体調悪くて、それに引きずられて、気分もうつになって、希死念慮も結構あったんですが、ちょうど仕事関係の問い合わせをもらって、そのテーマに気持ちを向けた瞬間にイメージが降りてきて、それはまだ形にする必要があるかどうかもわからないし、あくまでも未定なんですが、そのイメージによって、一気に浮上したというか、希死念慮すらどこかに吹き飛んでしまった、ということがありました。

 

だから私にとっては「死の誘惑」より強いものは「創作」しかないなあ、と本当に思い知りました。そのことで自分は幸せだと痛感出来たから、すごくよかったよね、と思っています (^_^;)

 

なんとなく、昨日書いたことに続いちゃった (^_^;) まあ、生死を左右する可能性も持つくらいですから、これを仕事にすべきではない、というのもよくわかりました。


昔、同人誌時代の友人にも私はプロになる気はさらさらない、と理解されていたのも思い出しました。まだ二十歳前くらい。10代後半あたりのことでした。その友人は当時、プロの漫画家志望で、実際にアシスタントの仕事はしていましたが、やはり自分はプロ向きではないと方向転換したのですね。人生、どこにターニングポイントがあるかわかりませんね (^_^;)

 

そういう頃から私はかなり本能的にそういうことに気付いてたみたいです。まあ、頭でお話を作れるタイプでもなかったし。イマジナリー・フレンドが動いてくれないとダメだし、とにかく創作に関してはすごい不器用だと自分でも思っていました。当たってるなあ…。

 

まあ、幼稚園の頃にすでに独身でいることを感じていたから、まずそういうことって自分で予想可能みたいですね (^_^;) 世間を気にしない、どこまでも自分に正直で忠実だからかも… (^_^;)

 

 

 

価値観は本当に多種多様


高二の時に病気になって、進学もどこへやら?すぐに就職も不可能で数年間自宅で療養していましたが、その頃は手紙と文通で全国に同好の友人をどんどん作っていました。高校時代には得られなかった友人だから、それもすごく楽しかったですね。うちに遊びに来てくれた人もいましたし、一緒に原稿も描いたりしていたし…。

 

やっぱりオタクな仲間でしたが、満たされていたなあ、と思います。プロになった人も多かったし…。学校で友達が見つからないと嘆いている人がいたら、そういう「好きなこと」を中心に広い範囲で友達を探すといいですよ (^_^)

 


いまでも画集なり、自費出版が出来たら、その本が完成した時は本当に「ああ、もうこれでいつ死んでもいいわ (^_^)」という幸福感に包まれますから…。漫画の同人誌を作っていた頃も、やっぱり新刊が出来た時は同じ気持ちでした。新しい紙とインクの匂いに包まれて眠る時の幸せっていったら、本当になかったです。

 

そういう満ち足りた喜びはやっぱり創作の世界以外にはちょっと見つからないなあ。少なくとも私にはそこが居場所なんだと思います。なにがあっても帰っていける場所というか、原点ですね。…あ、これって自己肯定感の強さとも関係ありそうな気がします。

 

病気になることは基本的にマイナスイメージなんですが、病気になった時に改めて自分の価値観を見直すチャンスかな?とは私も毎回思ってきました。私個人に限って言えば、ずっと一番大切なものは同じですけどね。それを仕事にしないのも同じですけどね (^_^;)

 

 

数年の間隔を空けて描いた四神の青龍。

和風タロットを作りたい計画、頓挫して、もう再開する気力がないかも〜 (/_;)

 

f:id:haruusagi_kyo:20171116203206j:plain

 

f:id:haruusagi_kyo:20171116203224j:plain

 

 

 

 

Copyright (C) 2001-2018,Haruusagi All rights reserved.