腱鞘炎のような…
昨日は訪問マッサージの日でした。
前回不穏だった腰痛とかはもうマシになっていて、身体のバランスと心の関係の
妙を実感させられました。
そのかわりに、肩の、文字通りにてっぺんが痛いのなんのって…。
さらには左手の親指周辺とか左手全体とかがあきらかに痛くて、
「これ腱鞘炎のツボですが」と言われてしまいました。
あー、年末うつと希死念慮に負けないために甥っ子の絵を描いていたしなあ。
おそらくはそのせいかもしれません。
昔、ペンでアナログで漫画を描いていた時は、机そのものを製図用の斜めの角度に
固定したままで使ってました。眼と画面の角度がなるべく並行に近くなるように。
なおかつ、うつむいて首にかかる負担が少なくて済むように。
おかしな方向にペンを置くと転げ落ちる角度です。
それでも相手が力が必要なペンだから、腱鞘炎は持病のようになっていました。
手首用のサポーターとリストバンドは常に持ち歩いていました。
(主に手首の小指側に負担がかかるんですね)
当時は左手薬指にペンダコも出来てました。いまはキレイに跡もないですが、
なーんか懐かしいです (^_^;)
楽な姿勢で描かないと辛い
いまでもうつむいて絵を描くのはちょっと苦手です。座イスに座って立て膝して
クロッキーブックをそこに置いて描くのが楽だなあ。
こたつがあった時にはその姿勢でたくさんの手紙も書きました。
「うつむくとやっぱり首に負担がかかりますよね?」と昨日マッサージの先生に
相談していたんですが、
「ああ、それはそうでしょうね」とのことでしたので、いまの姿勢のままのほうが
きっと楽だろうな、と思っております。
そう思うと、液晶のペンタブレットがどんどん増えている時代ですが、
板タブにもなくなって欲しくないです。
いまのこの角度で前を向いて描いているほうが私の首には多分楽だろうし…。
700枚以上描いてきているから違和感もないし、慣れてるからなあ…。
もういまさら俯きがちになりたくないなあ…。
絵描きって意外に神経質なんですよね… (ーー;)
デジタルもアナログも所詮は「画材」という話
そもそもアナログが飛び抜けて上手い人って、あえてデジタルに移行したり
しないのね。
自分が描きたいものが描きたいように描けていたら、手法なんてどうでも
いいんですわ。
このタイプの漫画家さんに成田美名子さんや清水玲子さんがおられます。
みなさん表現力が半端ない。
そしてアナログ画材を十二分に使いこなしておられる。
いまさらデジタル化は必要ないんだと思います。
所詮はデジタルでも「画材」ですからね〜。
でも水を使う画材が苦手で困っていた私はデジタルに出会って狂喜したけれどもね。
相性というか、多分、そんな感じの画材です。
MacとAdobeというとやたら高くついて困りますが。でも私とは相性がいいのです。
他の人はどうでも良くて、自分自身との相性のいい「画材」を見つけることって
一番大事なことかもしれませんね。
いまの私の机まわり。…片づかない… (ーー;)