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つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

「Kindle Unlimited 読み放題」は現代の貸し本屋さんだな、と思う

 

なぜか貸本屋時代にデジャヴしてしまった

 

Kindle Unlimited 読み放題で、10冊余り(もうそんなに読んだ)の漫画を読んでいて、なにかこう、奇妙なデジャヴみたいな感覚があるなあ、と思っていました。

 

www.amazon.co.jp

 

 

これはなんだろう?とふと気がつきました。「有料図書館」というよりは、むしろあれです。貸本屋さん」に近いですね (^_^;)

 

もちろんお若い方はご存知ないと思うんですが、主に終戦直後あたりから、昭和40年代半ばくらいまで、わりとご近所に「貸本屋さん」というのが存在したんですね。

 

まだあまりものが豊かではない時代でした。普通の書店もありましたけど、庶民は軽い読み物程度なら、書店で買うまでもなく、町の貸本屋さんで借りて読んでいたんですよね。一泊いくら(安いです)のレンタルビデオじゃなくて、本です。

 

 

モノがあまりない時代の貴重な娯楽でした

 

雑誌とか、漫画とか、週刊誌とか、わりと手軽に読める本がですね、普通の民家の1階の一部屋プラス玄関を改造したくらいのスペースに並べてありました。まだテレビなども広く見られていなかった時代です。(テレビの購入&視聴は今の天皇夫妻が皇太子時代の結婚式がきっかけでどっと増えたようです)

 

もちろん、ゲームもない時代です。手軽な娯楽として、みながよく貸本屋を利用していました。

 

当時は貸本漫画とかもあって、それこそ白土三平さんなども(水木しげるさんあたりもそうかな?)年配の大御所の漫画家さんも貸本用の作品を多く描かれていた時代でした。

 

40年代になると「コミックス」という形や少年漫画誌も一般化してきますが、そういうものも含めて、棚には並んでいたのですね。

 

私も本が好きだったから、小学生の頃から、50円くらい(…だった気がするな…記憶が曖昧だけど…)もらって漫画を借りに行っていました。

 

 

 

不思議な共通点など

 

安価な娯楽、読み放題、バラエティなラインナップなどなど…。違うのはわざわざお店に行かなくても、全部ネットで完結することと、場所も取らないことと、結局デジタルなことくらいしか違わないよね。納得。

 

…すみません。昔を知る人間なので、一人で納得していますが、ものすごい共通点が過去の「貸本屋」にあったんですよね (^_^;) 気がついた時は思わず笑ってしまいました (^_^;)

 

自分の過去の行動パターンを思うと、じっくりゆっくり読みたい本はやっぱり紙書籍にいっちゃうな、と思います。漫画とか軽い内容の本は「Kindle Unlimited 読み放題」でもいいけど、どうも漫画をKindleで読んでいると、いまいちクリエイティブな刺激が生まれないし、これも本気で読みたいものは紙書籍になると思います。

 

いかに紙書籍が五感を使うクリエイティブな分野に多くの刺激を与えるかもよくわかりました。うーん…。わずかのあいだにこれだけのことがわかれば上等ですね。

 

30日試したあとで続けるかどうかはまだわかりませんが、「貸本屋さん」だと思うとそれだけの気軽さはあるかもしれません (^_^;) でも貸本屋さん時代にいい本は「ああ、これが自分のものだったらなあ」という記憶があるので、紙書籍至上主義は私的にはこの先も変わらないと思います。

 

気に入ったらきっと紙で買う。これはもう私の価値観の問題だから仕様がないと思います。人間にもそれだけの長い歴史が存在するということですね。

 

 


育った時代の文化の変遷は当然か

 

私はゲームのない時代に育っているから、リアルにゲームと共に育ってきた世代の人たちの感覚はいまいちわからないこともありますが、ネットにはすんなり馴染んだおかげで、こちらには違和感ないんですよね。

 

テレビもゲームもスマホもない世の中って想像つかないのと同じで、本がない世の中は想像できない、って世代も確かに存在します。娯楽の詳細が違っているから、仕様がないとは思います。

 

でも私は「Kindle Unlimited 読み放題」という形にものすごく「貸本屋」文化を感じてしまっています。試みとしてはデバイスこそ使うけど、結局昔と同じことなんだよね。

 

 

 

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懐かしいついでに

 

Facebookで同世代の人たちと話題になった、「自分たちの子供時代の〈ハレ〉の日」について。

 

親と一緒にデパートに行って、デパートの大食堂で旗が立てられたお子様ランチを食べ、ジューススタンドで生ジュースを飲み、回転するお菓子の台で、量り売りのお菓子を好きに選んで買ってもらう、というものでした。

 

middle-edge.jp

 

どれも非常に楽しみでした、当時の子供にとっては。しかも同世代の人がほとんど同じ体験をしておられました。こういうのが世代感覚なのかもしれません。

 

京都では近鉄百貨店が営業中の頃は、このお菓子回転台はずっとありました。まだ小さかった甥や姪のお土産に買った記憶があります。

 

お子様ランチのメインはオムライスかチキンライスでしたね。

 

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ジューススタンドの味を家庭のミキサーで再現するには、氷と牛乳とバナナが必須アイテムだということも一致しました (^_^;) やっぱり子供時代に馴染んだ味は忘れないものです。原体験。

 

私たちもそんなに贅沢な時代に育ったわけじゃないなあ、とは思いました。でも子供だから年に1、2度のハレの日でも嬉しかったですね (^_^)

 

 

 

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