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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「後悔」しない人生という名の「航海」 (^_^;)

 

看護師さんに「野菜を摂らないとかえって身体がだるくなりますよ」と言われたので、また頑張って肉じゃがとほうれん草の胡麻和えを作りました。土曜なので、掃除もしたら朝のうちの1時間以上を消費してしまって、もうなんにもやる気がしません (ーー;)  不毛ですね…。

 


昨夜、好きなものが力になる、という記事を書いていて、ふと「そういえば私って自分の人生で後悔したことってあったっけ?」と思いました。

 

それで振り返ると…ないんですよね、これが。不思議なくらい。

 

 

記憶が正しければ、私は13、4歳の頃には「自分にとって最大の不幸は自分の人生の進路を自分で選べないことだ」と認識していました。その頃から私の一部として存在するイマジナリー・フレンド(キャラクター)も同様にそう思っていたので、これは間違いがないですね。

 

もうすでにこれより以前にまわりの価値観に自分を合わせるのは無理だという自覚もありました。小学生の6年間に結構身にしみてわかってしまった、ということですね。その価値観自体にも私自身のそれと世の中の多くの人が判で押したように「これがいい」ということとはかなり違っているというのもわかっていました。

 

これは両親の影響もありますかね。とにかく「みんなと同じようにしなさい」とは絶対に言わない両親でしたから…。塾とか習い事とかも嫌いだから行ったことありません。(大人になってからの洋裁だけですね)当時は学習塾よりもそろばんとかお習字とかの方が人気だったかも。

 

 

親の希望としては「経済的な事情があるから(当時はまだ家のローンも残ってたし)高校は公立に行ってくれるか?」ということだけでした。まあ、それは仕様がないと私も思ってたし。高校で病気になった時、「ちょっと無理してでも美術科を受けさせてあげればよかった」と言ってたことくらいかな。でも公立の美術科は競争率も高く、落ちた場合に私立に通う学費の余裕がないのは私も知っていましたし。

 

それでも専門的なことを学ぶために行くのではなくて、とにかく私は好きな絵が描けていればそれで幸せだったので、美術を専門に学べなかったことも後悔していません。

 

まあ、いろいろ無理だったことで、本当にやりたいことは独学でやればいいと思ってたし。あ、そういえば高校在学中にお小遣いでイラストの通信講座をちょっと齧ったんですが、終了しないままにやめちゃったことを思い出しました。多分面白くなかったんだと思います。

 

後に別の機会にもイラストの通信講座に誘われたことはありましたが、これも結局行きませんでした。なーんか嫌になるほど講座とか習いごととか向かない人間みたいです。

 

 

 

「合わない、好きじゃない」と思ったことは5分でやめる。実は会社も最短半日でやめたこともあります。試しに半日やってみて「これは駄目だわ」と思ったから、正式に雇用されないうちにやめた、っていうのが正解。

 

そのかわりに本当に好きなことは何十年でも続くから不思議ですが… (^_^;) そういう判断はやっぱり自分自身だからわかると思うんですよ。無理をしたって続かないというのも自分のことだからわかる。わかるからすぐに「やめた」と決める。

 

 


人生の目標とか理想とかが世間的な「成功」とか「財を築く」とか「地位とか名誉」とか、そういうものではないので、おかげでなにごとも自分の道は自分が主体で決定することになってこれました。これが良かったんじゃないかと思います。もとより他人と比較する意味も価値もありませんから…。まわりのことは気にしない。

 

常に北を示す羅針盤は自分の中にあるのです。魂の自由みたいなものかな。自分で決めて選んできたことだから、後悔する必要がないんですよね。そのかわりに真剣に悩む時は悩みますが、結局は「やらずに後悔するよりはやって後悔しよう」になるんだけど、やってしまえば納得するから後悔するわけがないのです。

 

まあ、結局無駄な経験はないってことかもしれませんね。「好き」というのを羅針盤と原動力にして、自主的に選ぶと結構精神的には幸福な人生だと思えるのかもしれません (^_^;) …お金はありませんけど、それでも不幸ではないですね。

 

 


この先、もう何十年も生きるわけではないので、出来れば最後までこの航海を続けて行けるといいなあ、と願っています (^_^)

 

もしも明日死ぬとしても動揺も後悔もしないような毎日を送りたいと思います。

 

 

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