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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「本を読む人だけが手にするもの」…意外に大きなものかもしれない

 

ここ数日、毎日頭痛がするので、バファリンを飲む機会が増えています。まあ、1日一度ですけどね。いろいろな不調がありますが、今は頭痛になっているのかなあ…と思いつつ。

 

強引に肉じゃがは作りました。このごろそれしか作る気がしないので、週に一度だけやっている感じです。でも新玉ねぎが1/4くらいダメになっていて切って捨てました。以外とジャガイモは大丈夫でした。肉とインゲンは冷凍なので、人参も冷蔵庫に入れてあって無事でした。

 

母が使っていた時からそのままだった小麦粉やパン粉は2年以上ほったらかしだったので、虫が湧いて成虫になって死骸があったから缶ごと廃棄。もう自分で面倒な揚げ物なんか作れない気がするし…(ーー;) なんだかなあ…。頭の痛いようなことばかりやっています。

 

 

 


昨日の記事を書く時に検索したら、こういう番組のページにたどり着きました。

 

www.nhk.or.jp

 

1年半前のNHKの番組のようです。私はすでにテレビがなかったから見ていませんが。

 

 

あらまあ…と思いつつ読んでいたら、昨夜手にした本の中でさっそくこの番組の内容にぶつかりました。なるほど、シンクロニシティだなあ、と思いましたが…(^_^;)

 

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

 

 

この著者の藤原さんはよく知らなかったんですが、「初の民間人校長」というのはなんとなく覚えています。私とはほぼ同世代の人かな。メディアファクトリーも知ってはいるけど…。

 

なんといいますか、本を読みだしたのはわりと遅くて30歳を過ぎてからだから、およそ26年で3000冊くらいを読んだ、という段階で気づいたあれこれを書かれたみたいですね。

 

年間100〜200冊ペースだと、私は小学生の時から読んでるから多分この人の倍以上の冊数は読んでるとおもいますが(1万単位はないかもしれませんけど、死ぬまでには到達するだろうな、と)

 

基本的にビジネスマンらしく、本を読むとこういういいことがある、というのがわかりやすく書かれています。

 

 


20世紀、バブル崩壊まではジグソーパズルを組み立てるみたいに、ひとつの正解に向かっていけば間違いがなくて、それなりに幸福感がある人生を得られたけれども、21世紀の現在、成熟社会では「ステレオタイプの幸福」なんかなくなり、要するに「唯一の正解」も無くなった。だから「納得解」を求めて、自分なりの道を切り開いていくのには、読書を基にした教養の地力が必要不可欠だ、ということですね。

 

自分一人ではとても体験不可能なことも、追体験可能なのが読書であって、著者の思考や体験をレゴのパーツのようにくっつけることが可能だというのですね。…まあ、そのとおりですね(^_^;) 

 

もとはばらばらのパーツなんだけど、ある時にばーっと多くの回路が綺麗につながることもあって、これがしごく快感だったりするのですわ(^^) …これは私個人の体験ですけど…。でも本当にこういうことがあるんだよね。

 

 

 

藤原さんの場合、300冊くらい読んだところで、自分の意見がそれなりの形を持ち出して、鳥瞰的な視野ができてきて、アウトプットをしたくなったそうです。

 

これもわかります。多分私がブログを書いているのもそういう理由もあると思うから。いままでの積み重ねがあるから、慌ててインプットする必要がなく、なにかのテーマに触れると勝手に「自分の意見」が出てきたりするのですよね。なんか、それが自然なことになっています。

 

藤原さんも乱読らしいですが、私も基本は乱読です。古典からSFからミステリーから科学書、歴史書、民族学、ファンタジー、ホラー、漫画、エッセイ、詩集、専門書、純文学…なんでも読みます。その時の気分にピッタリ合ったものを。

 

偏らない乱読の勧め(^^)

 

しかも「勉強」だと思って読んだことは一度もありません。面白いから、楽しいから読んでいます。面白くて楽しいことが身につくからお得ではありますよね〜(^_^;)

 

もっと具体的に知りたいという方は是非ともご一読ください。

 

 

 


巻末に「これだけは読んでほしい50冊」というのがあるんですが、これはもう、個人的な好みの選択もあるから、同意できるものよりもできない方が多かったですが、これはまあ仕様がありませんね。なんたって私の基準は「楽しいか否か」だし。

 

でも「ペコロスの母の玉手箱」にはホッとしました〜(^_^;)

 

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