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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

発作的に起きる「やりたい気分」はまず長続きしないという現実

 

相変わらず調子が悪い日が続いています。

 

にもかかわらず、また発作的に「あれがやりたい!」という欲求が生まれているので、それを抑制するべく記事を書こうと思います。

 

本来ならば「やりたい」というのはいいことなんですが、私の場合、あまりにも早くその欲求がしぼんでしまって、やっと用意ができた段階で「あー、やっぱり無理だわ。もういいわ」という気になって、せっかく買った用具とかあれこれがすべて無駄になりかねない危険性が大でして…(ーー;)

 

さすがに長くこの病気と付き合っていると、そういうパターンが自覚出来てきます。本ならすぐでなくても読めるし、音楽もすぐでなくても聴けますが、そうはいかないものの場合は「しまった」となりかねないので…。

 

 

 

今、欲しいと思ってしまったのはミシンです。

 

かつて病気療養中でも洋裁を習っていた私ですが(つくづく「何もしないではいられない」人間だと思いますが)その時に買って使っていたのはフットコントローラーのついた電子ジグザグミシンでした。さらに祖母が買ってくれた2本糸のロックミシンとで、随分たくさんの服を縫いました。

 

習っていたのがドレメ式洋裁で、基本はちゃんと採寸して原型を作るものでしたので、上達するとかなりデザインアレンジもやるようになっていました。

 

きっちりと基礎も習ったので、細かい部分も習っていましたね。

 

タンスをごそごそしてかろうじて残っていたものを引っ張り出しました。母が入所してから、かなりのものを処分してますから…。自分自身の服は物置の奥で取り出せないので…。

 

 

 

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母のスーツです。シンプルだけど、ボタンがポイントかなあ。スカートもシンプルなボックスプリーツです。上下とも総裏付き。ポリエステルかウール混紡の厚手ジョーゼットですね。

 

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ポケットなどもステッチが見えないように、おそらく手縫いでつけています。くるみボタンに合わせていたみたいです。

 

 

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なんとか発掘した私のスーツの上だけ。スカートはまだ未発掘。ちゃんとしたテーラードスーツです。「これが縫えたら紳士用のスーツも縫えるわよ」と言われていました。これも総裏で、多分ウールかな…。混紡かも。ウール100%はシワになるし虫に食われるからなるべく避けたいですね。

 

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ボタンホールも真面目にやってるんだなあ。こういう細部が教えてもらえるのがありがたかったです。本を見ればわかるけど、実際にやってみたコツがあるので…。

 

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母がよくきていたツイードのジャケットとジョーゼーットのブラウス。青く見えますがブラウスは紺です。

 

 

 

私が子供の頃はまだモノがあまりない時代で、子供服なども売ってなくて、母がいつも手作りしてくれていました。母と私がお揃いだったり、私と弟がお揃いだったり。

 

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こういう足踏みミシンも懐かしいね。高校の家庭科の授業でもまだ残っていた気がしますし、母はこれを使っていました。私もこれが一番使いやすく感じます。電気もいらない足踏み式。場所はとりますが、なによりも直線縫いが綺麗だったなあ…。

 

いまは安ければ2万くらいであるけど、あってもきっとまた私は使えない。気力というか、やる気も続かないと思う。技術はあってもできないことってあるから…。

 

諦めろ、諦めるんだ〜!と自分に言い聞かせながらこれを書いています…(>_<)

 

 

 

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