つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

脳と魂は五感(プラス情動)で記憶する

出来ればご飯が作れたら…、という希望のもとに予約投稿しておきます。自信はないですが… (^_^;)

 

 

興味深く、脳の話が続きます。

 

普通、人は赤ちゃんの頃から、幼児期のことはほとんど忘れてしまうのだそうです。「幼児期健忘」というそうです。

 

www.psych.or.jp


ところが、私のもっとも古い記憶というのは前にも書いたことがあると思うのですが、生後7カ月のことになります。昨日看護師さんにその話をしたら、「さすがにそこまで古い記憶は初めて聞きました」とおっしゃっていましたが…。

 

私もそこは特別で、本当に五感ですべて覚えている灯火のような明るい鮮明な記憶なんですね。写真を見ながら、祖母と母(その時その場に居合わせた二人)に確認しても間違ってはいませんでした。別に痛いとか辛いとか、そういうマイナスイメージの記憶ではないのです。むしろ春の梅林、御所の芝生の上で、日差しと風と梅の香りを感じて気持ちがよかった記憶ですから…。

 

子供の頃、最初の子供だというのもあって、父はマメに私の写真を撮ってくれました。それでも幼稚園に行く以前の記憶は写真に残っていても記憶になかったり、逆に写真に残らないささやかなエピソードとしても記憶には残ったり…。あのあたりのまばらな感じはとても不思議ですね。

 

そもそも赤ちゃんは外の世界のあらゆるものを五感を使って学んでいくもんね。触って舐めて匂いを嗅いで、眺めて聞いて。五感は人が世界と触れ合うのにとても大事なものだったのですね。

 

 

それで私は気付きました。うんと幼いころの記憶でもしっかりと残っているのはほぼ五感を働かせていた記憶だということに。で、その時に感じたことや考えたことも同時に残っているんですね。「思考」というはっきりした形にならなくても「感じた」ことは強く脳に刻まれるらしいです。で、それらはやはり五感と共に蘇ってくるのです。

 

大人になってからも、これは生涯生きているかぎり忘れないだろう、という記憶はやはりこの「五感」を伴っています。さらに感情と思考も。映画のシーンをそのまままるごと再現するように蘇る記憶…。

 

これも自己防衛の意志が働くのか、辛い記憶はなるべく再生しないようにするか、あるいは辛さを乗り越えて、べつの価値を持つものに再構成するか、どうもそういうことが私の中ではなされているようです。なので、蘇る記憶で鮮明なものは幸福感を伴うものが多いです。

 

あれですよ、好きな人と気持ちが通じた時のものすごい幸せな記憶なんて、やっぱり映画のシーンみたいですよね。これは大人になってからですから、よりはっきり覚えています。

 

母と二人旅した富良野、美瑛。ラベンダーの香りと花と空の色と、浮かぶ気球とか、当時は私はカメラを持っていなかったので、よけいにくっきりはっきりと五感が記憶しています。カメラがあると、どうしてもそれに頼ってしまう部分があるので…。人に伝えるには有効な道具ですが、自分自身の記憶にはあまり重要でないツールかもしれません。

 

 


看護師さんに指摘されましたが、私はそういう記憶がすごく鮮明なんだそうです。人やシーンや風景に関する記憶ですね。数式や年表は全然記憶出来ないんですけど(でも地図は覚える。ビジュアル系は強い)、五感が記憶するものはよく覚えているんですよね。これももしかしたら創作と無関係ではないかもしれません。臨場感そのものに感情や感覚まで存在しているわけですから…。

 

父の臨終に立ち会った数日間の記憶すら、哀しみを通り越して、むしろ共有した最期の時間の幸福感に変化しているくらいです。

 

どうも私はそういう記憶の仕方がデフォルトになっているみたいです。丸暗記、全然駄目です~ (^_^;) 要するに身体で覚えないと覚えられない典型みたいですね (^_^;)

 

 

 

いろいろとユニークな働きをしていそうな私の脳なんですが、もっと頭がよかったら、自分の脳を研究してみたかったかもしれません… (^_^;) 理系のことはあんまり向いていない気はしますけどね (^_^;)

 

多分、受験関係とか、そういうものは五感で覚える気もしないので、取り組むだけ無駄でしょう (ーー;) そこいらは自分の価値観が働いて「無駄」と決めたことには意識を向けないからいけません。それこそ劇場型の面白い授業をしてくれる先生でもいれば別ですが… (^_^;) 

 

昨日読んでいた芸術脳に関する本も、数式が出てきた時点でアウトでした (ーー;) ニューロンの働きをグラフで表現したものは結構面白いなあ、と感じたんだけど…。私の成績の得意不得意はわりと教え方を反映していたりするわけだ…。怖いね。先生に好かれないわけですね (^_^;)

 

面白いけど、やっぱり学問向きではないような感じです。

 

 

 

こういう記事もたまたま見つけました。

 

「紙は五感への訴求力が強い」
-和紙やファインペーパー、ファンシーペーパーは感性機能紙とも言われる-

 

www.jagat.or.jp

なるほど、私は紙の本でないと駄目な理由がちゃんとあったんだ。ものすごく納得しました。五感で本を読む人間だからだなあ、まさしく。とても納得しました (^_^)

 

ほら、ちゃんと論理的に繋がったぞ。こういうのが面白いです (^_^)

 

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