つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

介護民族学的な母の昔の話など…

なんとか予定通りに粕汁だけは作りましたが、あると思っていたネギがない。さあ、どうしたものか??もう一品のギョウザ(私はシュウマイにした)はそれぞれ自分で焼いて食べてね、ということで…。

 

今日は午後一番でマッサージの先生が来られますので、午前中もあんまりのんびりしている気分じゃなくて、買物にいこうかどうかも迷っています。なんとなくなにかありそうな気がするんだけどなあ… (ーー;) 料理に時間を取られると思い切り損した気分になるのはどうしてだろう??他の用事だとさほどそういう「損した」感じがないのに…。よほど嫌いだからかもしれません。私は多分生涯料理が好きになることはなさそうな気がします。少なくとも無償の仕事としては… (ーー;)(お金になるならまた考えると思うけど…)

 

 

昨日、ちょっとした探し物のついでに、両親の旅行のアルバムを見つけました。

 

若い頃からずっと不調を訴えていた母ですが、60歳を越えると更年期障害もなくなって、一転して元気になりました。そこから70歳で乳がんになるまでの10年間は、長い軽躁みたいな時期がずっと続いていた気がします。

 

それまでの鬱憤を晴らすかのように、国内のあちこちを旅して回りました。友達グループと、父と二人で、私も含めて親子3人で。孫達を連れて飛行機で、私とふたりで…などなどですね。まあ、あの10年間に母も結構楽しい思い出を作れただろうからいいと思いますよ (^_^)

 

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そういえばふと思い出したことですが、母は子供の頃から、さあ寝ようと思って布団に入ると、いつも「大きな黒いなにか」が覆いかぶさってきて怖かった、という話をしてました。母の実家は田畑に近くて、蛇がよく出たようで、裏庭に蛇を祀る小さな社があったんですね。天井裏に棲んでいたようで、夜になると天井裏を這う音がする。でもネズミを獲ってくれたから助かったとのことですね。祖母に見せてもらったことがありますが、蛇の抜け殻がタンスの引き出しに入っていました。多分お金を呼び寄せるためにだと思います (^_^;)

 

人前に出てきたら、お線香の煙を近づけるとしずかにいなくなるらしいです。

 

「巳(みー)さん」と呼ばれていた蛇はなんとなく悪いものとは認識されていなかったみたいです。あのへんには、いまでも切ると祟りがある、という蛇の住み処だったらしい大木が残っていますし…。どことなく三輪山の大物主を思い出させる感じではありますが、母の話を聞いた時に「なんとなく色情霊みたいなパターンだな」とも思っていました。

 

でも、その「黒い大きなもの」は結婚した途端にぱったり出なくなったそうです。ま、よかったね。

 

 


両親の結婚式にまつわる話で、当時は平安神宮で挙式のあと、披露宴というと、父の家で親族が集まってのことになるんですよね。だから式の前夜は緊張して眠れなくて、その夜に新婚旅行と行っても昔のことなので、寝台特急でもなくて、単なる夜行列車に伊豆に向いました。横になれる環境じゃないから、結局また眠れず、2晩寝ていない状況で宿に着いた時は母もおかしくなっていたそうです。具体的にどうなのか、見てないからわかりませんが、想像すると強い躁状態か、ちょっとした錯乱になっていたのかもしれません。

 

で、母の実家に電話しても繋がらなくて、現地のお医者さんに往診してもらって、鎮静剤かなにかを打ってもらって眠って、それでやっと落ち着いたそうですが。

 

父が偉いなあ、と思うのは、そういうまともじゃない状態の母のそばにいても「こいつがこのまま元に戻らなくても、その時は自分が一生面倒みてやろう」と決意していたことですね… (^_^;) ま、そういうことがあって私が生まれました。

 

のちにこの思い出の(?)伊豆の宿には二人で再度訪れています。さぞかし綺麗になっていたろうな、と思うんですが…。

 

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10年で30ヶ所くらいに行った、と行っている母ですが、乳がんの手術後にはホルモン療法でまた体調を崩し、どこへも行けなくなりました。続きに父が倒れて介護でしたから…。でも60代の10年でも、楽しい経験が出来たから、母も満足していると思います。あの時に好きにさせておかなかったら私が後悔しているところです (^_^;)

 

今はせめて「暖かくなったら車椅子で散歩しよう」と約束するのが精一杯ですね」それでも私が行くと喜んで、スタッフの人たちに「これ娘!これ娘!」とはしゃいでいるから、これでいいのかなあ、と思うのでした (^_^;)

 

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