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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

ヒルドイドローションは基本的に薬だと思ってる

敵を作りそうな内容の予約投稿です。ごめんね。とある価値感のお話。

 


去年、私は4月に交通事故に遇いまして、頚椎捻挫とともに、左膝に深い擦過傷を負って、完治するまでに2ヶ月も要しました。その後、そのキズとは無関係かもしれませんが、蜂窩織炎(ほうかしきえん)になって、左の下肢が1.5倍くらいの太さになって、いずれも整形外科兼皮膚科に通いました。

 

その時にいずれもヒルドイドローションを処方されて、傷を早く治し、傷跡を目立たなくするため(結局傷跡は残りましたが)、蜂窩織炎の時は炎症そのものを治療するためにもらって塗っていました。

 

ヒルドイドローション

 

ヒルロイド軟膏はかなり古い薬ですね。うちの弟は4000g以上の大きな子供でしたので、鉗子分娩で生まれました。その際に首に鉗子のあとがばっちり残ってしまったために、やはりヒルドイド軟膏を塗り続けて良くなる経過になりました。(おじいちゃんが、患部と同じ場所を洗うと治る、という「洗い地蔵」さんに願掛けもしていたようですが…)

 

あとは私が小児科医院に勤めていた頃、しもやけがひどくて、足だけじゃなくて、手にも出来て真っ赤に腫れて割れたりして血まみれ状態で。患者さんに「にんじんをすり下ろした湿布が効くよ」とか言われていたくらいです。その時に思い出したのがヒルドイド軟膏で、薬局で聞いてみたら、置いてあったので、それを買って塗っていました。まあ、手の指だから、すぐに洗うから効果があったかどうかはわかりませんが…。

 

 


それが昨日、なんとなく調べものをしている時に、そのヒルドイドローションが医療目的だけでなくて、最近では美容に使われていることを聞きました。ちょっとびっくりです。

 

敏感肌で乾燥に弱くて、すぐに皮膚が痒くなったりがさがさになったりする場合には、まあいいのかな、と思うのですが、特に肌に問題がないのに単なる化粧下地に使うとかいうのはどうだろう??

 

本当に治療が必要な患者さんとかにきちんと行き渡らなくなるのではないかとか、保険適応から外されてしまうのではないかとか、そういう心配をしている方もおられました。なんとなくそれはわかる気がします。根拠とかは私にはわかりませんが…。30年前に薬局で売ってたくらいだから(ただし軟膏でしたが)今でも普通に売られているのなら問題はないのかなあ??…うーん… (ー'`ー ; ) 

 

 

 

アンチエイジングとか、ほうれい線を消すとか、そういう感じの女性の美に対するこだわりと老化への抵抗の気持ちって、正直私には理解出来なかったりします (ーー;) 根本的にそういう価値観が脱落しているらしいですし。

 

人生でメイクをしたのはこの医院勤務の5年間だけさ。皮膚呼吸が阻害されそうで、ファンデーションもマニキュアも嫌いです。すっぴんでいるのが一番自分らしいと感じるので…。

 

化粧品に高いお金を使う女性の気持ちはきっと永遠にわからないと思います。(ジュエリーにもブランドにも興味はないし、お金を使っても惜しくないのは本とPCだけさ)

 

 

 

ヒルドイドってそんなに魅力あるのか??

 

私頑張って塗ったけど、痛いから膝をつかないようにしていたら、ひざ頭にむだ毛が生えました (ーー;) 治って薄く貼った傷跡の皮膚からも生えてくるんだよね。左下肢もそうです。やっぱりむだ毛が生えました。きっと血行はよくなったと思うけど、気分的には微妙でした。

 

顔に塗った場合はヒゲじゃなくて、産毛がすごく早く伸びそうな気がします。そうしたら産毛の手入れに肌を触らないといけないじゃないですか。触ると刺激になってかえってよくないと思うから、無駄なことはしないほうがいいと思うな (ーー;)  

本当に治療が必要な人だけ上手く使えばいいんだと思います。

 

 

歳を取ることと、老化するのだけはみんな平等だものね。老化を予防するんだったら、外見よりも中身のほうに労力を使った方がいいと思うんだけど…。

 

綺麗なものは好きだけど、それって自分のためには創作のためにだけあればいい、というのが私の価値観ですね。やっぱりこのへんはオタクなのかもしれません (ーー;)

 

 

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