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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「理解」と「納得」の間の厚い壁

7月というのは考えてみればいろいろと公的書類などの切り替えや更新が集中する時期なのだった。

 

昨日と今日とで母の介護保険関係の認定書が2枚。今日は私の障害年金関係の診断書用紙が届いた。クリニックは7日に予約してあるからいいとして、介護保険の方は特養に電話して、郵送じゃダメですか?と聞いたら「大事なものなので…」と言われた。仕方がない。来週にでも病院に行く途中で立ち寄るしかないかもしれない。

 

この暑い最中に…。なかなか動悸がおさまらない時期に。でも薬を増やされるのも嫌なんだよね。

 

 

 

この病気は本当に生きながら何度も天国と地獄のようなアップダウンを繰り返すので、本来の寿命が来るまで生き切ることがえらい大変だと痛感する。

 

昨夜たまたま興味を持って読んだ本があった。

 

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「信じるのではなく理解して欲しい」ということで、まあ、わかりやすいといえばわかりやすいし、まあ、わりと本当かもしれないなあ、と思って読んだけど、かえってもやもやが残ってしまった。「理解はしたけど、納得はできない」という感じ。その納得できない部分が大きな気持ち悪さのようなものを残すので、再読する意欲も失せてしまった。

 

死後の天国や地獄を望んでいるわけじゃないよなあ、と思う。そうじゃなくて、いかに生ききるかが重要なんじゃないかなあ、と思ったり…。

 

生まれながらのハンデキャップや自分の努力ではどうしようもないひどい境遇にある人に「それでも生ききらなければいけない」と説得するには、この内容じゃ無理だと思った次第。

 

「理解」と「納得」の間には結構厚い壁がある。その壁を越えないと魂の(それがあると仮定して)救いは存在しえないと思う。別に宗教は必要ないとしても。

 

また虚無感に襲われるので、今夜も早く寝ます。

 

 

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