おや、というニュースなので、こちらでもリンクしますね。
MediBang、マンガ制作ソフト「CloudAlpaca」を無償公開 Windows/Mac対応。「FireAlpaca」にマンガ制作向け機能とクラウド保存機能を追加
まあ、便利な世の中になりました。 私が同人誌活動をしていたのは、もう2〜30年昔になりますが、当然のことながら、まだデジタルの時代にははるかに遠く、東京と京都に離れた二人が、たとえば合作イラストを描こうと思えば、原稿用紙の郵送でのやりとりが必要でした。しかも複数回。
まず一人が下書きをした原稿を郵送します。それを受け取った方が合わせて下書きを入れて「こんなでどう?」とコピーを送ります。ファックスがあればこの家庭は短縮可能ですが、うちにファックスはありませんでした。「これでいいよ」と電話で返事が来ます。「じゃあ、うちのにペンを入れるね。」とペンを入れて送り返す。受け取った友人は自分のキャラにペンを入れて、背景も描いて仕上げます。
だいたい、仕掛けた方が背景を入れる決まりですね。 1枚仕上げるのに1、2往復。それを20数枚描きました。で、本にもしましたけど、根気が必要なことをよくやったなあ、と自分でも思います。
インターネットでクラウドで…というと、そういう過程はほとんど手間がかからないわけで、本当に便利としか言いようがありませんね〜。
もっとも私自身はいまでもモニタに直描きは出来ないので、どこかにアナログ要素を残していますが。 それでもデジタルで作成した原稿データをデジタルで入港、というのが当たり前の時代なんだなあ…。はあ…。本当に隔世の感があります。
私などは「肉筆回覧誌」をリアルに知る最後の世代かもしれませんよね。あれはあれですごい刺激にはなりましたが。 肉筆を生で見る、というのは特別なものがありますよね。みんなそれを求めてわざわざ美術展に行くんだと思います。デジタルでは伝えきれないものも確かにあるのですね。
このあいだから取りかかっていた年賀状用の作品は昨日やっと完成しました。今朝から素材も作っていましたが、やはりお年賀作品だからサイトの更新と発表は新年になりそうです。すみません。
あと、頼まれていた年賀状にも取り掛かっています。ついでに自分の賀状も並行して。あと家族のもやっぱりいるよね…母の分とか。
まとめて「印刷する日」を作らないと駄目だろうな。今のキャノンのプリンタ発色がいまいち好みじゃないけど…。本体がちょっと高くてもインク代が安かった昔の方がよかったなあ。いまでは名刺などの仕事以外ではほとんど印刷しませんが。 …そんなこんなで、非常に地道に進んでおります。