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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

お盆。父帰り来る

朝からとても忙しくしています。明日から医院も薬局もお盆休みに入るので、今日のうちに薬をもらいにいかないと…。リハビリしてこないと…、とバタバタしていたのですね。合間に買い物ももちろん。

 

ばたばたしている私を見て、母が「ちょっと寝なはい」と言うのですが、とてもとてもそういう暇がありません。やはり夕方、母に関する用事の90%くらいを済ませてからでないと、自分のことだけに集中するのは不可能です。それが介護の実情ですね。

 

それにしても、ここしばらく、よく父のことを身近に感じ、思い出してじわっとくることが多いのは、やっぱりお盆だからでしょうねえ…。 うちはもともとの菩提寺世襲争いで、裁判沙汰になるようなレベルの低い争いをしているのに嫌気がさして、檀家をやめました。もともとは大正時代にひいじいちゃんが入信したきっかけがあるそうですが、まあ、時代とともにお寺も変わるし、人の心も変わるよなあ、ということで。尊敬不可能なレベルにまで落ちたらいかんわなあ、という理由です。

 

うちのお墓はお寺の内部にあったので、同時にお墓を失ってしまいました。今ごろは無縁仏と一緒に供養されているのではないかと思います。 だから父の遺骨はまだ家にあります。そのうち母の遺骨が揃ったら、2人一緒に市の共同墓地にでも納骨しようかと考えています。散骨でも全然かまわないのだけど、場所の規制が難しそうですし…。

 

ですから、お盆でもお坊さんが来られるわけでもありません。お墓参りもしていません。個人的に、故人を思い出し、偲び、感謝することが供養だと思っています。あとは先祖に心配をかけないように生きること、かな?

 

だからやたらと父を思い出す時には父はきっと身近に来ているのです。心ゆくまで思い出し、記憶の中の父と語らい(たいていいつも涙が出てくるけど)「うん、頑張ってるよ」と伝えるのがベストかなあ、と。 こういうやり方がいいのかどうかはわかりませんが、私にはこれ以上いい方法が浮かばないのでそうしています。

 

介護中はお仏壇の世話まで手が回りませんが、余裕が出来たら、きちんとお掃除からやりたいなあ…。ごめんね、それまで待っててね。

 

 

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