つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

不穏&「ペコロスの母に会いに行く」

今日は朝から診療の合間を縫って、看護師さんがいらしたんですが、ちょうど母は不穏の最中で、その只中の有り様を初めて確認してもらえてよかったかな、と思っています。このごろは噛まれたりするんだな。やっぱ、薬が欲しい時ですが。落ち着いている時も多いから難しいところです。ずーっと眠らせるともう認知症にしか道はないだろうし、寝たきりしか方向がないし…。

それじゃあどうすればいいか?というのが懸案ですね。やっぱり一般病棟とかじゃ無理だと思う。どうしても精神科にならざるを得ないかもしれません。もしも入院すると仮定して、ですが。

糖尿や留置カテーテルのことはあるにしても、あの薬を欲しがる不穏っていうのはやっぱり精神科の領域っぽいなあ、と。

今夜に再度看護師さんが様子見に来られます。それからどうなるかはまだわかりませんが… (ーー;)

「ペコロスの母に会いに行く」

かわいい表紙の絵につられました (^_^;) 施設で暮らす86歳の母に会いに行く60歳の息子、という舞台で描かれているエッセイ漫画です。母ミツエさんは認知症。でも認知症になってから、ミツエさんのもとには若い頃には酒乱で暴力も振るった亡き夫(著者の父ですね)の優しい幻が訪れ、しんみりと夫と会話するミツエさん。数々の思い出の風景が記憶の波間を彩ります。

母の追憶と共に自らが生きた時代を追いかける息子。なんというか、これはすでに一家族の歴史そのものだなあ、と思います。

施設の母と自宅の息子、母と息子、施設と自宅、可能ならば介護の距離はこれくらいがベストかもしれません。特に認知症のお年寄りにとっては「いつも優しい家族」というのもいいかな、と思えるから。適度な距離があるから、双方がお互いに優しくなれるというのは、いまの私には非常によく理解出来る事実だったりするのでした。