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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

ユニーク

また眠れないので、起き出してきました。描きかけの絵もありますが、今は文章の方が書きたいかなあ、という感じです。自然に眠くなったら寝ることにします (^_^;)

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ユニーク ゆにーく (一般)

   1.唯一の、一意の、無比の、独自の、固別の、無双の

   2.独特な、珍しい、面白い、風変わりな

   unique。ラテン語で1(one)を意味するunusが語源。

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昔、まだ私が結構若かった頃、医院を辞めて転職し、(まだMacもなかった時ですね)初めて勤めた印刷関係の会社でこのようなことを言われました。

「藤本さん、デザイナーが『人並み』の発想をしてたらあかんよ。『ユニークやね』と言われて喜べるようにならんとね (^_^)」

「なるほど!」

それ以来、「ユニーク」という言葉は私の中ではかなり最上級に近い褒め言葉になりました。

自分が言われれば嬉しいですが、他の人に対しても、気がつけばわりと偏見なくそういう眼で見ていることが多いような気がします。特に芸術分野ではそうですね。

精神を病む人が描いた作品であっても、おかしいとか怖いとか感じないのですね。やはりユニークだなあ、とは思いますが。

わざわざそういう作品を集めて「閲覧注意」とかあると、おいおい、先入観が強すぎるだろ?と思わざるをえません。

この「ユニークな発想」はなにも芸術分野に限定しなくても、科学や医療やシステムや、その他もろもろ、世の中を構成するあらゆる学問や技術的な世界において、大きな実を結ぶに至るまでの輝ける萌芽であったのは間違いではないと思います。

これは人としての生き方そのものに反映されることもありますし、人それぞれにどういう形で結実するかわかりませんが、その成長の先が非常に楽しみなものでもあります。

少なくとも私はそういうものを楽しみにしていることは間違いがなさそうですね (^_^;) 

そしてそういう萌芽は基本的にどういう子供にもあると思うのです。だからこそ子供たちがあらゆる未来からの使者なわけです。

いまの大人の中には残念ながらその芽をいつのまにか手折ってしまった人の方が多いかもしれません。哀しいことですが、そのことはどうしようもありません。

だったらせめて未来に向かって育つ、ユニークな可能性の芽を大切にしたいと思うのは自然なことではないでしょうか?

子供たちも、お年寄りも、障害を持つ人も、病と闘う人も、もちろん日々の暮らしを精いっぱいに生きる人たちも、それぞれにそのユニークな個性を大切に伸ばして生きられる社会であって欲しいと願います。

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