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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

波間にたゆたう日々

 今日はまたお昼前にマッサージの先生が来られますので、母も休養日ということで、家におります。

 伯父の再手術の件は今日、夕方に従姉と叔父に詳しい説明があるようですが、伯父の場合、血液をさらさらにする薬のワーファリンを服用しているので、先にそれを中止しなければなりません。それには1週間くらいかかるようなことを以前聞きましたので、私が勝手に想像するに、やはりお盆休み明けくらいかなあ?…とか…。急を要する変化がなければ、でしょうけど…。

おそらく再手術によって、再度癒着することが減ると思われますし、それを聞いた伯父が、精神的にまた元気になりつつあるようです (^_^;)

まあ、そういう予想があるとそうかもしれないなあ…。回復すれば抗がん剤の投与も考えているようですし…。そういう場合、なにかがあるとまずうちに連絡がくるから、今度は我々がストレスになるんですけどね… (^_^;) まあ、なんといいますか……、苦笑いするしかないなあ、と… ┐(´〜` ;)┌

 そういえば読書に関することで、ちょっと興味深い記事を見つけました。

本を読むのが好きな人は他人に対する共感力が高い(フィクションの場合)

http://www.lifehacker.jp/2011/05/110428_book-reading.html

まあ、これは自分なりになんとなく納得出来ます。決して社交上手になるわけでもありませんし、印象は地味ですが、いわゆる「聞き上手」とでもいうのかな?…いや、特定の価値観に縛られないで、取りあえず相手のことを考えてみるといいますか、かなり許容範囲は広くなるのではないかなあ、という気がします。

うんうん、そういう考え方もあるよね〜、って自然に納得出来るというか…。欠点が多いキャラクターでも人間味に惹かれるというか、そういう受け入れ方が出来るような気がします。

あとは並行してそれを実社会で生かしていければ、さらにベストなわけですね。…私の場合、かといって、人付き合いはいまだに苦手ではありますが…。まあ、ユニークな人でも拒否反応は起きないなあ。好奇心も旺盛ですし。(うつがひどくない時は)

私は相当な乱読で、それこそフィクションのみならず、ノンフィクションでも専門書でも漫画でも全部OKですが (^_^;) それでも明らかにいままでの人生に大きな影響を受けた本は、どちらかというとフィクションがほとんどですね。

10代後半以降の最大の友人で、いまでも大好きなベスト3冊。田辺聖子「隼別王子の反乱」、光瀬龍百億の昼と千億の夜」、柳田国男遠野物語」。このあたりが私の基本のようですね。

 ところで。大文字、五山の送り火というのは私個人には特別な意味合いがあります。

8月16日は私が生まれた日でして、母の話では五山のすべての火が消えた時にやっと生まれてきたらしいです。どうもあんまり生まれたくなかった気配がありまして、陣痛微弱だったし、生まれてもすぐに泣かなかったらしいですし…。なんとなく「置いていかれた」ような気がしていた感じがありますね〜。あの世に還る人たちに… (^_^;)

生まれた瞬間から、この世とあの世の距離の近さを感じていたような…。ですので、自分の誕生日は祝われたりする感覚が薄いんですね。毎年、無事に送り火が終われば、「ひとつ歳を取ったなあ」という実感が湧くという…。自分でも不思議な感覚ですが…。

だから本当に今年は壮大に送り火で還してあげたい人が多かったわけです。それがかなわなかったのが大変に残念ですが…。今年の送り火の時間にはひとりでひっそりと鎮魂の祈りを捧げるかなあ…とも思っております。

誕生日は祈りの日。これもなんだかすごく当たり前になっちゃってるなあ、と再認識したりして…。

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